\この記事をSNSでシェアする/


寝起きの朝、布団から出ると身体がバキバキ。そんな状態に悩んでいませんか?これっていろんな原因が考えられますが、身体を緩めると改善可能なんですね。

もう1つ大切なことは、リラックスすること。それ以前に、力んでいることに気づいていますか?おそらく、ほとんどの方は力んでいることに気づいてないはず。

無意識に力んでいると、寝ているときに筋肉が硬くなる。その結果、朝起きたときに身体がバキバキになってしまう。改善のためには、まずは全身を緩めること。

この記事では、

・寝起きの身体がバキバキになる原因
・バキバキな寝起きの身体を改善する3つの方法

などを、パーソナルトレーナー歴12年の伊藤出(@izuru_style)が解説します。

 

寝起きの身体がバキバキになる原因

朝目覚めて体がバキバキになっていると、以下のようなけのびもしづらくないですか?

けのびが辛い

こういう状態になるのは、以下の原因が考えられます。

全身の筋肉が硬い

まず考えられるのは、

普段から筋肉が硬く、その状態で寝ている

ということ。

寝起きに限らず、普段のご自身のカラダや筋肉って硬くないですか?

今チェックしてもらうと、

・首周りがガチガチ
・胸もカチカチ
・太ももやふくらはぎも硬い

という感じで、全身硬くなっている方が多いはず。

首周りがガチガチ

胸の筋肉も硬い

太ももやふくらはぎが硬い

こういう状態で寝てしまうと、翌朝に疲れが持ち越され、起きたときにもガチガチさを感じてしまうんですね。

ただここでさらに問題なのが、寝具。寝具が合っていないと、寝起きの身体がよりバキバキになる可能性があります。

寝具が合っていない

寝るときは問題ないけど、朝起きたときにだけ身体がバキバキになっている方もいませんか?そんな方は、おそらく寝具が合っていない可能性が高い。

寝具の基準は体型によって変わりますが、避けてほしいのが、

・高い&低すぎる枕
・低反発の枕や布団

など。

例えば枕が高すぎると、首周りの筋肉が伸ばされて常に緊張状態になるんですね。

高すぎる枕で寝る

理想の高さと言われているのは、寝ている身体に対して首の角度が約5~15度になる状態。

首の角度が自然な状態

もし枕が高すぎると寝起きの首周りがバキバキになりますし、低反発(もしくはふかふか)の布団を使用している場合は、寝返りが阻害されてしまう。

人間は寝ているときに寝返りをうつことで身体の調整をしていると言われており、寝返りが阻害されると筋肉が硬くなる可能性があるんですね。

そうすると、筋肉が硬くなって翌朝バキバキに。こういう寝具の問題は、高い割合で該当する方が多いはず。

寝ているときに力む癖がある

もう1つ考えられる原因は、

寝ているときに、過度に力んでいる

ということ。

今確認してほしいんですけど、無意識のうちに力んでませんか?

座って力んだ状態

全身リラックスさせて、力を抜いてみる。

全身をリラックスして座る

そうすると、ほとんどの方は力が抜けると思います。これは、過度に力んでいた証拠。こういうことが、寝ているときにも起こっているはず。

これも試してほしいのは、いつも通りに寝ますよね?

普段通りに寝る

こういう状態から、脚を一番リラックスできる肩幅ぐらいまで開き、無駄な力を抜く。

脚を肩幅に開いてリラックス

さらに、腕は軽く脇を開いた状態で地面にリラックスしておく。

両腕を適度に開いた状態にする

そうすると、いつもより全身の緊張感が抜けるのがわかりますか?

こういうことは現場でもよくあって、脚を内側に捻って力んだまま寝ている方もいます。そうすると、全身の筋肉が硬くなって翌朝身体がバキバキになってしまうんですね。

ここまでお伝えした、

・日頃から筋肉が硬い
・寝具が合っていない
・寝ているときに力む癖がある

などが原因で寝起きの身体がバキバキになっている可能性があり、逆の言い方をすれば、

・全身の筋肉を緩める
・寝具を自分に合ったものに変える
・力んでいることに気づき、脱力する

この3つができると今の悩みが改善できるはず。

では具体的に、どのようなことをすれば寝起きにバキバキになる身体の状態を改善することができるのでしょうか?

 

バキバキな寝起きの身体を改善する方法①:全身の筋肉を緩める

まず最初にしてほしいのは、

全身の筋肉を緩める

こと。

筋肉が緩んだ状態で寝ると、翌朝はスッキリ状態で起きれるはず。1日でも変化がわかると思うので、もしバキバキさを早く改善したい方は以下の4つを実践してみてください。

各2分間行うことで、根本的に身体が柔らかくなりますよ。

1、カエル足でバンザイストレッチング

1、仰向けになり、膝を曲げて足裏を合わせる
2、両手はバンザイする
3、この状態で2分間キープする

カエル足でバンザイストレッチング

2、体幹を捻るストレッチング

1、仰向けになり、両膝を90度に曲げる
2、脚を揃え、片側に両膝を倒す
3、脇下が浮くまで両膝を倒す
4、この状態で左右各2分間キープする

両膝を倒すストレッチング

3、ノの字ストレッチング

1、仰向けになり、両脚を伸ばす
2、片脚を外側に開き、逆脚は内側に寄せる
3、片腕も上げ、ノの字のように体側を伸ばす
4、この状態で左右各2分間伸ばす

ノの字ストレッチング

4、両膝を抱えるストレッチング

1、仰向けになり、両膝を曲げる
2、両膝を手で抱え、膝と胸の距離を近づける
3、この状態で2分間キープする

両膝を抱えるストレッチング

各2分間した後、一度軽く身体を動かしてもらうと柔らかくなっているのがすぐわかると思います。

あとはこのまま寝てもらうと、翌朝のスッキリ感が出てくるはず。

 

バキバキな寝起きの身体を改善する方法②:寝ながら深呼吸を繰り返す

さらに翌朝のスッキリ感を出したい方は、リラックスした状態で深呼吸をしましょう。そうすると、より身体は軽くなっていきますよ。

1、リラックスする体勢に変える

1、仰向けになり、脚を肩幅に開く
2、両腕は軽く開いた状態で地面に置く
3、手のひらを天井に向ける
4、全身がリラックスした状態で寝る

リラックスした状態で仰向けになる

2、お腹を膨らませるように深呼吸

1、鼻から息を吸い、お腹を軽く膨らませる
2、口から細く長く息を吐く
3、これを10回繰り返す

3、肋骨を広げるように深呼吸

1、鼻から息を吸い、肋骨を横に軽く広げる
2、口から細く長く息を吐く
3、これを10回繰り返す

4、鎖骨の下に空気を溜めるように深呼吸

1、鼻から息を吸い、鎖骨の下を軽く膨らませる
2、口から細く長く息を吐く
3、これを10回繰り返す

各10回とお伝えしましたが、それぞれ5分ずつでもOK。そうすると、この呼吸だけでも体幹周りの筋肉が緩む。そして、全身がリラックスし始めます。

この状態で寝落ちできると、寝ているときも力みづらくなるので、寝起きのバキバキさが改善できるんですね。

https://izuru-personal.com/wp-content/uploads/2023/04/吹き出し-300x300.jpg

日頃それだけ力が入り続けている方が多いということ。もっとリラックスして、ある意味“適当”が重要なのかもですね。

 

バキバキな寝起きの身体を改善する方法③:寝具を変える

もし寝具が合っていない方は、自分に合う寝具に変えると身体も楽になります。

高反発+5~15度の角度になる枕を使う

枕を選ぶ基準ですが、

・高反発
・首の角度が5~15度になる

この2つが基準。

イメージ的には、こういう角度になる枕が理想。

首が5~15度になる寝方

この状態だと、首周りの筋肉が一番緩むし、高反発なので寝返りもうちやすい。

実際に買ってよかったのは「モットン高反発枕」。高さ調節ができるし、高反発なので翌朝のスッキリ感はかなり出ます。これは僕の中で間違いないので、おすすめですね。

こういった自分に合った枕に変えることで、寝起きのバキバキさを根本的に改善できますよ。

寝具も高反発がおすすめ

まずは枕を変えるだけで、状態が変わる方が多いはず。もし布団に問題がある場合は、布団も高反発に変えるのがおすすめ。

参考として、高反発の布団をAmazonで調べたのがよかったら参考にしてみてください。

タンスのゲン 高反発のシングルマットレス
GOKUMIN マットレス 2層高反発
エアウィーヴ 高反発マットレス

値段も品質もピンキリなので、まずは1番安いものを試しに購入するか、布団屋さんで実際に寝てみる方がいいですよね。

とにかく、

・体が沈み込み過ぎる布団
・低反発の布団

は避けてもらうと寝起きのバキバキさは改善できるので、これだけは避けたいところ。

ここまでお伝えした3つのことが実践できれば身体も変わるので、ぜひできることから実践してみてくださいね。

 

寝起きの身体がバキバキになる原因と3つの改善方法のまとめ

今回は、寝起きの身体がバキバキになる原因と3つの改善方法について解説しました。

・寝起きのバキバキさは、寝具や筋肉の硬さが原因
・改善するためには、まず寝る前に身体を緩めること
・ストレッチングや呼吸法がおすすめ
・そして、寝具が合っていない場合は寝具も変える
・この一連の流れで、翌朝のバキバキさが改善する

朝起きて身体がバキバキだったら、精神的にやられますよね。せっかく寝たのに、逆に疲れた…みたいな。そんな状態じゃ、仕事や家事もはかどらない。

気持ちに余裕も持てないし、イライラしてくる。いい影響はないので、とにかく寝る前に身体を緩めましょう。そうすると、身心共に全然違ってきますよ。

今回お伝えした内容で改善するきっかけになれば嬉しく思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

無料体験・パーソナルのお申込みはこちら

https://izuru-personal.com/wp-content/uploads/2023/04/吹き出し-300x300.jpg

今回お伝えした内容は、パーソナルのセッションだとより確実に改善可能です。もしご自身で改善が難しい場合は、お気軽にご相談ください。

無料体験のお申込みはこちら
パーソナルのお申込みはこちら
【毎月1名限定】パーソナルモニター募集
ペアパーソナルのお申込みはこちら

最新記事

ベンチプレスで肩の痛みが出る原因と3つの改善方法
筋トレで起こる伸び悩みや停滞期の原因と6つの改善方法
運動してもいい?生理中に筋トレのやる気が出ないときの6つの対処方法
【3ヶ月で-11cmの実績】脚やせ・下半身痩せ方法のまとめ【30記事以上】

関連記事

「朝ストレッチはよくない」と言われる理由と8つのおすすめストレッチ方法
股関節が90度しか開かない!開脚ができない原因と5つの改善方法
1日でも改善可能!前屈ができない原因と前屈する2つの方法
仕事終わりにおすすめ!しんどいときこそ行ってほしい5つの運動方法



\この記事をSNSでシェアする/

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP