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オフィスでの座り方が崩れていると、身体のいろんな部位がたるんで太くなるんですね。しかも筋肉へのストレスが増して、疲れやすくなってしまう。

今身体の悩みを抱えている方は、普段丸まった姿勢で仕事してません?もしそうだとしたら、オフィスでの座り方を改善するだけで、体型が変わるはず。

それぐらい、日頃の座り方って大事なんですね。椅子に座るときは、骨で座る。この感覚が掴めると、今の身体を変えるきっかけになりますよ。

この記事では、

・オフィスでの座り方の考え方
・オフィスで実践してほしい座り方を習得する4ステップ

などをパーソナルトレーナー歴12年の伊藤出(@izuru_style)が解説します。

 

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オフィスでの座り方の考え方

オフィスに限らず、椅子に座るときの考え方は以下の通り。

オフィスでの座り方=骨で座る

椅子に座るときに重要なのは、

骨で座る=骸骨の状態で椅子に座っている

ということ。

実際に、骸骨を椅子に座らせたのがこちら。

骨が椅子に座る

実際にこの骸骨を撮影した時、骸骨のみで座ることができているんですね。

つまりこのことから、

人の身体は筋肉を過度に使わなくても、骨だけで座ることができる

ということが理解できます。

骨だけで座れると、過度に筋肉を使っていないので身体も疲れにくくなる。なので、椅子に座るときは、基本的に骨で座るようにしましょう。

そうすると、今悩んでいる、

・肩こり、首こり
・頭痛や腰痛
・お腹や腰回りのたるみ
・脚のむくみ

などが改善する方も多いはず。

では具体的に、このような座り方を実践するためにはどうすればいいのでしょうか?

 

これだけで痩せる?オフィスで実践してほしい座り方を習得する4ステップ

最初に4つのステップを整理しておくと、以下の通り。

1、お尻の骨(坐骨)を感じる
2、骨盤を前後に動かす
3、坐骨で椅子に座る
4、肩をすくめて一気に落とす

https://idealstyle-personal.com/wp-content/uploads/2021/11/IDEAL-吹き出し.png
いずる

この方法を実践する前に、まずは普段の座り方で椅子に座ってみてください。その後に実践すると、より変化を実感できると思います。

では早速、座り方を改善していきましょう。

①お尻の下に骨(坐骨)を感じる

まず最初に、オフィスで使っている椅子の上にまな板など、硬めの板を置いておきます。もし椅子が硬い方は、そのままでOK。

椅子に板

そのまな板の上に座り、軽くへそを前に突き出すような感覚で骨盤を立てます。そうすると、お尻の下に骨が当たっている感覚がわかりますか?

椅子に座る

最初のステップは、お尻の下に骨を感じて座るだけでいいので、あまり難しく考えないでくださいね。

今の状態だと、多くの方は“面”で座っている感覚になっているはず。ここからお伝えする③までの流れができると、お尻の骨の“点”で座っている感覚に変わると思います。

②骨盤をリラックスして前後に動かす

続いては、骨盤を前後に動かしていきましょう。

①の姿勢から体を丸めるようなイメージで、骨盤をだらんと後方に倒していきます。

骨盤を後傾させる

感覚としては「腰を丸める」「下腹部にしわをつくる」などのイメージで、脱力するように丸まる。

そこから、口から息を吐いてへそを軽く前に突き出すように骨盤を立てていきます。

骨盤を前傾させる

このとき、腰辺りがグッ!っと力まないように、リラックスしてふわっとへそを前に突き出すイメージですね。

骨盤を立てたら、再度丸まるように骨盤を後方へ倒します。この骨盤の前後の動きを、リラックスして20回程度繰り返しましょう。

骨盤を前後に動かす

動きに慣れたらこの動作中に、

腹筋と背筋の両面が最も楽に感じる位置

を探っていきます。

腹筋と背筋の緊張のバランスが同じに位置が楽に座るポイントでもあるので、ここを感覚的に掴んでおきましょう。

③坐骨を感じて椅子に座る

腹筋と背筋が最も楽に感じる位置がみつかると、その位置で止まります。

腹筋と背筋が最も楽な位置

その位置で止まって感じてほしいのは、先ほどよりもお尻の下の骨が「先端」「先っぽ」「当たっている面積が小さい」という感覚になっていませんか?

ここが坐骨であり、この坐骨で座ることができると「骨で座る」という最も楽な姿勢になるんですね。ちなみに、坐骨の位置を画像で見ると、この位置です。

坐骨

坐骨で座る

おそらくほとんどの方は、今まで坐骨で座れていなかったので、

・腰の張り(腰痛)
・お腹の硬さ
・肩こり
・脚のむくみや太さ

などの悩みにつながっていた可能性があります。

体をより理想の状態に近づけるためには、もう1つ改善しておくべきことがあるんですね。それは「肩の位置」。

④肩をすくめて一気に落とす

坐骨で椅子に座れると、その状態から肩を軽く斜め上方にすくめていきます。

肩を斜め前にすくめる

そして、肩を脱力させて真下に落とす。

すくめた肩を真下に落とす

肩を落とした時、お尻の下の骨にドン!っと上半身の重みがかかれば肩の位置も自然になっているので、ここまでの流れでオフィスでしてほしい座り方の完成です。

https://idealstyle-personal.com/wp-content/uploads/2021/11/IDEAL-吹き出し.png
いずる

普段の座り方と比べて、いかがですか?おそらく、いつもより楽に座れているはず。

ちなみに、肩をすくめるときに注意してほしいのが、肩を“まっすぐ上方”にすくめてしまうのはNGです。

肩をまっすぐすくめる

肩をまっすぐすくめてから落とすと、肩の位置が引けてしまい、肩の位置を自然な状態に修正できません。

肩をまっすぐ落とす

この状態になってしまうと、座っても“楽さ”を感じず、肩周りが非常に疲れやすくなります。

人間の肩は「前方30度」といって、若干身体の前側にあるのが自然。肩をすくめるときは、一番楽に肩をすくめられる少し斜め前の位置に肩を持ち上げるようにしましょう。

足元も調整する

もう1つだけ補足しておくと、足元の環境も整えておいた方がいいですね。

基本的には、膝とつま先を同じ方向に向けて座ると問題ありません。

座ったときの足元

避けてほしいのは、

・片脚だけ脚を組んで座る
・内股状態で座る
・片側に体重が偏っている
・足が地面から浮いている

などの座り方です。

内股で椅子に座る

脚を組んで座る

こういった座り方を長時間続けてしまうと、

・外ももがポコッと張り出てしまう
・X脚のように脚が捻じれる
・腰痛や股関節痛が発生する
・脚全体が太くなり、むくみがひどくなる

などの身体の悩みにつながってしまいます。ですので、これらの座り方は避けてくださいね。

もし、こういったことに悩まれている方は、以下の記事も参考にご覧ください。

【実証】太ももの外側が太い&張り出す原因と細く改善する3つの方法
【完全版】ふくらはぎの外側が張り出す&太い原因と細くする6つの方法

 

これだけで痩せる?オフィスで実践してほしい座り方を習得する4ステップのまとめ

今回は、これだけで痩せる?オフィスで実践してほしい座り方を習得する4ステップについて解説しました。

・椅子に座る=骨で座る
・坐骨を感じて座れると楽
・坐骨で座るためには、4つのステップを実践
・日頃は、お尻の下の骨を感じて座ればOK

仕事中って、どうしても座り方が崩れがち。その姿勢の崩れが、さまざまな体の悩みにつながってしまいます。

今、「脚の太さ」「お腹のたるみ」「肩こり」「腰痛」などに悩んでません?もし悩んでいる方は、今回お伝えした座り方ができると改善する方も多いはず。

忙しい中で座り方を改善するのは難しいかもしれませんが、ぜひ参考に実践してほしいですね。今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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