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以前、モートン病と言われる足部の痛みを抱える60代の女性から、「手術を受けたが、一向に痛みが引かない」というご相談を受けました。

いろんな病院・整骨院・パーソナルジムなどに通われた経緯があり、インソールなども活用されていました。カウンセリングを行うと、使用していたインソールが痛みの原因でもあったんですね。

もし今モートン病や足部の痛みで悩む方は、異常体重を直すことが大きな改善ポイントになるかもしれません。

この記事では、

・モートン病とは
・モートン病の原因
・モートン病の改善方法

などを、パーソナルトレーナー歴12年の伊藤出(@izuru_style)が解説します。

 

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モートン病の原因

まず最初に、モートン病について解説しておきますね。

モートン病とは

モートン病とは、

足の第3~4中足骨間などに、痛みやしびれの出る神経症状のこと

です。

わかりやすく言えば、足の中指と薬指の骨と骨の間などに痛みが出る症状のことをモートン病と言います。

上の画像の痛みが出ている位置には神経が通っており、この神経が何かしらの原因で圧迫されることで神経症状が出てしまう。

・ジンジン痛む
・体重をかけるとピキッと痛む

など、こういった症状が出るのがモートン病の特徴です。

先ほどモートン病は、第3~4中足骨間で起こると言いましたが、

・第2~3中足骨(人差し指と中指の間)
・第4~5中足骨(薬指と小指の間)

などでも起こることがあり、足の骨と骨の間に痛みが出る場合はモートン病の可能性が高い。

モートン病になる方の特徴としては、足の前側に体重がかかり、局部にストレスがかかることで発生するケースが非常に多いんですね。

改善のためには、

異常体重を直すことが必要で、足裏全体で体重を支えられるようにすることが重要

です。

この重要性が理解できるのが、今回ご相談を受けたクライアントさんとのセッション内容だと思います。

モートン病の原因は体重のかかる位置が問題

上記でもお伝えしましたが、モートン病は、

痛みが発生している箇所に、ストレスがかかるような姿勢や動作を行っていることが主な原因

です。

例えば自然な状態で足に体重がかかると、足全体がへしゃげるようにストレスを吸収するんですね。

手のひら

縦につぶれる

足には、

・内側縦弓
・外側縦弓
・中足骨弓
・横弓

など4つのアーチがあり、これらが適切に働くと上記のような動きが起こります。

そのために重要なのは、「踝の真下」に体重を乗せること。

くるぶしの真下に加重

ここに体重が乗れば、身体にかかるストレスは脚や体幹に分散される。

ですが、足裏にかかる体重が「つま先」付近に乗ってしまうと、上記でお伝えしたアーチが適切に働きづらくなってしまう。

ご相談を受けたクライアントさんの立ち姿勢をチェックすると、

・つま先を正面に向けて立つ
・つま先に体重が乗る
・足の少し外側あたりに体重が乗る

このような状態で立っていたんですね。

つま先を正面に向けて立つ

つま先に体重が乗る

足の少し外側あたりに体重が乗る

この状態で立つと、先ほどお伝えした痛みが出ている部分に体重が乗ってきます。

本来は「踝真下」に体重を乗せるのが自然な状態なのに、つま先の外側付近に体重が乗るという“異常体重”が見られたわけです。

この立ち方のまずさが、モートン病の根本原因ということが見えてきたんですね。

シューズとモートン病の関係

さらに問題だったのは、

先端が細いヒールを履いていた時期があった

ということ。

モートン病に悩まれて数年も経過していますが、一番最初に痛みを感じたときは、ヒールを履いてお仕事もされていたそうです。

先端が細くなっているヒールを履くと、足の指が内側に寄ってしまう。サイズも少し小さかったようで、ハンマー足趾という足の指が曲がってしまう症状も見られました。

サイズの合わないヒールやシューズを履いていると、足裏にかかる体重は、つま先の一部分でストレスを受け始めます。

そうすると、こういった履物の影響でモートン病になることも考えられるんですね。

クライアントさんの場合、ヒールのまずさによってつま先に体重が乗る癖がついた可能性も考えられました。

手術後に痛みが再発、インソールを使用して悪化

そして、さらに痛みを加速させたのは、

手術後に使い始めた、足に合っていないインソール

です。この女性はモートン病の手術も受け、術後1週間で軽い痛みが再発してしまった。

痛みが再発したことを医師に相談すると、「インソールでいいのがある。」と勧められ、インソールを購入して使用し始めたそうです。そこから、さらに痛みが増してしまったんですね。

クライアントさんの場合、足の外側のアーチが落ちた状態でした。

足の外側のアーチが落ちた状態

このような足の場合、足の外側を上げるようなインソールを使用すれば、異常体重が直って痛みは改善するはず。

足の外側を上げるインソール

ただ実際に使用し始めたインソールは、これとは真逆。足の内側を上げるようなインソールを使っていたんですね。

足の内側を上げるインソール

足の外側に体重が乗ることでモートン病になっていたのに、さらに足の外側に体重が乗り、痛みが出ていた部分へのストレスがさらに増してしまったということが考えられました。

根本的な原因は異常体重

こういった経緯から見えてきたことは、

第3~4中足骨辺りに体重が乗ってしまう要因が重なったこと

でした。

クライアントさんの場合、根本的な問題は「立ち方」「ヒール」「インソール」などにあったと考えられたんですね。

ではこういった原因でモートン病になった場合、どのようなことをすればモートン病を改善することができるのでしょうか?

 

モートン病の改善方法①:全身の筋肉を緩めて整える

今回ご相談を受けたクライアントさんの場合、まず最初に行ったのは、

・全身を軽く擦る
・気持ち良く関節を動かす
・筋肉を揺らす

などの方法で、全身の筋肉を緩めること。

今モートン病に悩まれている方も、まず痛みのある足元だけではなく、全身を整えましょう。そうすると自然体になり、異常体重を改善することができるんですね。

全身の筋肉を緩める方法

クライアントさんは、

・手足が冷たく、循環が悪い
・全身の筋肉が硬い
・便秘

などもありました。

こういった症状は、筋肉を緩めて循環を改善することで良い方向に向かいやすい。

ですので、今モートン病に悩まれている方はまず全身の筋肉を緩めてほしいですね。ご自身で全身の筋肉を緩める方法は、以下の動画でお伝えしているので参考にしてみてください。

下半身の関節を整える

モートン病で悩まれている方にもう1つしてほしいのは、

脚の関節を整える

ということ。

捻じれた脚を整えることで、足裏のどこに体重を乗せればいいのかがよりわかりやすくなるんですね。

上記でもお伝えしたように、体重を乗せる位置は「踝の真下」。

くるぶしの真下に加重

ここに体重が乗ることで、足にかかるストレスは軽減できます。

以下の動画を実践した後、1度その場に立ってみてください。そうすると、自然と踝の真下に体重が乗る。あとは、日頃からその位置に体重を乗せて過ごせばOKです。

すべて寝ながらできるので、気持ちよく実践しましょう。

 

モートン病の改善方法②:異常体重を改善する

実際に現場では全身の筋肉を緩めて、整えました。そこからは、

・足首にテーピングを巻き、ヒールロック
・以前の立ち方の問題点を再認識
・改善してほしい、自然な立ち方や歩き方を指導

こういったことをしていきました。

テーピングを貼ることで自然と踝の真下で立ちやすくなり、立っても足に痛みを感じなかったそうです。

ご自身で改善を目指す方は、以下の記事を参考に立ち方や歩き方を改善していきましょう。

立ち方の改善方法

歩き方の改善方法

ここまでの流れができると、根本的な痛みの改善につながります。

 

モートン病の改善方法③:インソールをやめる

クライアントさんの場合、手術後に痛みが増した原因に合わないインソールの使用がありました。

ですので、せっかく購入したインソールですが、やめていただきました。その状態で歩くと、

https://idealstyle-personal.com/wp-content/themes/drop_tcd087/img/common/no_avatar.png
お客様

インソールない方が楽に歩けますね。痛みも全然ないし…。

と言われていたんですね。

もしインソールなどを履いて痛みがひどくなる方は、インソールのサイズや形が合っていないので、やめた方が痛みの改善につながるはず。

 

モートン病の改善方法④:脳に快の刺激を加える

そして、セッションの中で並行して行ったのが、

脳に快の刺激を与える

ということ。

これはセッション中に限ったことではなく、日常でも痛みを気にせず「楽しい」と思うことをしてもらったんですね。

この方は多趣味で、

・陶芸
・旅行
・友人とお茶

などが楽しく感じるそうなんですね。

以前通われていた病院や整骨院では外出さえも制限されていましたが、今回こういうご提案をすることで気持ちがスッと楽になったそうです。

痛みの原因の1つに「TMS(緊張性筋炎症候群)」という症状があり、いわゆる脳が過度なストレスを抱えたり、思い込みによって痛みが出る症状のこと。

https://idealstyle-personal.com/wp-content/uploads/2021/11/IDEAL-吹き出し.png
いずる

詳しいことは以下の記事で紹介しているので、よかったら参考にしてみてください。

脳に快の刺激を与え続けると、脳が痛みを忘れてよりモートン病の改善に役立つんですね。

それを狙って楽しいことをしてもらったわけですが、結果的に足の状態も良くなり、睡眠薬を使って寝ていたのに薬を飲まなくても寝られるようになったそうです。

ここまでお伝えした一連の流れでうまく改善がみられており、もし同じモートン病で悩む方は、上記を参考にまずは体を整えてほしいなと思います。

 

モートン病の改善にタオルギャザーは不要

最後に1つ追加でお伝えしたいのは、

モートン病を改善するために、タオルギャザーは不要

ということ。

タオルギャザーというのは、足の指でタオルを掴むようなエクササイズのことなんですね。

上記でお伝えした通り、モートン病は以上体重が根本的な原因。

タオルギャザーをしても異常体重は改善しません。また、足裏の筋力が弱いから足のアーチが崩れるわけでもない。

姿勢や動作の崩れがある場合は、それらを直接改善すればOK。ですので、モートン病の改善でタオルギャザーを続けている方は、特にしなくてもいいかなと思います。

 

手術をしても痛みが治らなかったモートン病の改善例のまとめ

今回はモートン病の原因と改善方法を解説しました。

・モートン病とは、主に第3~4足趾間に起こる痛みのことである
・原因は、日頃からつま先に体重がかかりストレスを受けているから
・改善するには、異常体重を直し、足裏全体で体重を支えること
・立ち方・歩き方を変えること
・長年続く痛みは脳を変えることで痛みが改善することもある

クライアントさんは、モートン病が改善したことで旅行も行けるようになり本当に楽しそうに過ごされています。

身体に痛みがあると、本当に精神的にもやられますよね。僕も高校生のとき、約1年間腰痛に悩まされて辛かった記憶があります。

今痛みに悩まれている方の変わるきっかけになれば嬉しく思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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