先日、営業職に就かれている女性の方から「骨盤周りやお尻の上や下につくお肉を落としたい」という相談を受けました。

骨盤周りやお尻の上下につくお肉は、ただ筋トレするだけでは落ちず、「鼠径部やお腹の循環改善」「骨盤を適切な位置で維持する」ということも必要になるんですね。

実際に現場でこういったことをご指導した結果、1ヶ月経ったぐらいから骨盤周りやお尻の上下が引き締まって、以前よりもお肉を落とすことができました。

この記事では、

・骨盤周りやお尻の上下にお肉がつく原因
・骨盤周りやお尻の上下についたお肉を落とす5つの方法

などをパーソナルトレーナー歴11年の伊藤出(@izuru_style)が解説します。

ちなみに今回の内容はYouTubeでも解説しており、この内容を実践すれば1回で骨盤周りやおしりの変化を実感できるので、よかったら参考に実践してみてください。

 

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骨盤周りやお尻の上下にお肉がつく原因

今回ご相談を受けた女性のカウンセリングを行なっていくと、以下のような原因で骨盤周りやおしりの上下にお肉がついていると考えられました。

車での座り方がまずい

まず問題になっていたのが、

車に座っているときの姿勢

です。

このクライアントさんは営業される時に車に乗っているそうですが、座席での座り方があまり良くありませんでした。

車の座席は運転がしやすいように、お尻側が下がって膝側が上がるような作りになっているものが多く、自然と骨盤が後傾しやすいんですね。

車の運転で骨盤が後傾

こういう状態で長時間車の運転をしてしまうと、おしりの上側や腰あたりの筋肉が伸ばされるようなストレスがかかり、腰周辺で循環不良(むくみ)が発生するんですね。

腰あたりのお肉をつまむ

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いずる

今骨盤周り・おしりの上側のたるみやお肉感で悩んでる方は、この辺りのお肉が邪魔に感じてませんか?

実はこの部分のお肉は脂肪だけではなく、むくみの影響でもたるみ感が出てしまいます。

おそらく同じ悩みを抱えている方は、骨盤が後傾するような状態で日頃座ってる可能性が高いはずで、こういった座り方の影響を受けて骨盤周りやおしりの上側にお肉がついている可能性があります。

骨盤が後傾するとお尻の下もたるむ

骨盤が後傾した状態で長時間運転していると、身体はその状態をインプットします。そうすると、立った時にも骨盤が後傾しやすいんですね。

今ある程度脂肪量が多い方は、骨盤が後傾するとお尻の筋肉や脂肪分が下がってしまい、おしりの下側のたるみ感につながってしまう可能性があります。

これは画像を見ていただいた方がわかりやすいですが、まずは自然な立ち方ができるとこのような状態になります。

自然な立ち方

この状態から骨盤が後傾してしまうと、おしりの下側のたるみ感が増して見えますよね。

骨盤が後傾した立ち方

実際に2つの画像を比べてみると、骨盤の位置が変わるだけでお尻のたるみ感が違っているのが分かると思います。

おしりの下のたるみの違い

このように、骨盤の位置が不自然になることでお尻の下側にお肉がついたように感じる可能性があるわけです。

鼠径リンパ節がつまる

さらに問題になるのが、

・長時間車の運転をしている
・骨盤が後傾している

などが原因で起こる、

鼠径部やお腹周りでの循環不良

です。

先ほども少し触れましたが、骨盤周辺にあるリンパ節がつまってしまうとむくみが発生するんですね。

骨盤周辺にはいろんなリンパ節があり、骨盤が後傾したり長時間座っていると、

・乳び層
・腸骨リンパ節
・鼠径リンパ節

などがつまります。

リンパ節

そうすると、骨盤周辺でリンパ液が滞り、それによって骨盤やおしり周りのたるみ感が増してきます。

クライアントさんも鼠径部やお腹周りの循環が非常に悪かったですが、その1つの原因に車の運転時に癖づいていた「内股」があったんですね。

これはご自身も気づかれていませんでしたが、アクセルなどを踏んでいるとき、以下のような脚の状態になっていました。

内股状態でアクセルを踏む

こういう脚を捻った状態でいると、股関節が捻じれて鼠径部がつまります。そうすると、おしりや太ももでのむくみがひどくなってお肉感が増します。

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いずる

もし太ももの付け根のたるみが気になる方は、おそらく同じような癖があるはずです。詳しいことは以下の記事でも解説しているので、よかったら参考にご覧くださいね。

そうすると内もものたるみがひどくなったり、お尻の下側のお肉感も増してきます。

上記のことをクライアントさんにも伝えしましたが、

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お客様

鼠径部がつまるとおしりの下側がたるんでしまうんですか?全く知らなかったです。

と言われていました。

こういった鼠径部でのつまり=むくみの影響もおしりの下側のお肉につながっている可能性もありました。

股関節や下腹部が非常に硬い

クライアントさんのお身体をチェックしていると、股関節や下腹部あたりが非常に硬かったんですね。

これは上記でお伝えしたことが関連しており、

・骨盤を後傾した状態で長時間過ごしている
・内股状態で車の運転をしている
・腹直筋下部と股関節周りの筋肉がストレスを受ける
・毎日続けることで下腹部や鼠径部が硬くなる
・周辺で循環不良が起こり、むくみがひどくなる

ということが起こります。

現場でもお伝えしていることですが、僕ら人間の身体は思った以上にむくみの影響でたるみ感が増します。

身体は互いに影響し合っていますが、

・むくみが増すことで筋肉が硬くなる
・筋肉が硬くなることでむくみがひどくなる

ということがあり、それぞれの影響を受けて骨盤周りやお尻の上下のお肉感につながっているわけです。

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いずる

ですので、骨盤周りをスッキリさせるためには「筋肉を柔らかくする」ということも重要なんですね。

ヒールを長時間履いている

もう1つ問題になっていたのは、ヒールを履いた時の、

・立ち方
・歩き方

が不自然だということです。

本来ヒールを履いて自然な状態で立てると、ピンの真上で立つことができるはずです。

ヒールを履いて自然に立つ

この状態で立てると骨盤も適度な前傾状態が保て、あまりお尻周辺のお肉感が増すこともありません。

ただクライアントさんの立ち方を見ていると、膝が若干曲がり骨盤が後方に倒れるような立ち方をされていました。

膝が曲がったヒールでの立ち方

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いずる

車での座り方の影響がここに出ている可能性も考えられましたし、立ち方そのもののまずさも考えられました。

さらに歩き方をチェックすると、膝が曲がった状態で脚を前にどんどん送るような歩き方になっていました。

脚を前に出すようなヒールでの歩き方

こういう歩き方をしてしまうと特に前ももが張り出してきますし、骨盤も不安定になるためお尻のたるみ感は増してきます。

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いずる

もし前ももの張りで悩んでいる方は、「【徹底解説】太ももの前側がパンパンで太い&張り出す原因と細くする4の方法」も参考にご覧ください。

ちなみに、自然な状態でヒールを履いて歩けると、こういうイメージになるはずです。

自然な状態でヒールで歩く

ここまでお伝えしたように、クライアントさんの場合は、

・骨盤が後傾している
・鼠径部の循環が悪い
・股関節が硬い
・ヒールでの歩き方などが悪い

こういったことが原因で骨盤周りやお尻の上下にお肉がついているということが考えられました。

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いずる

このクライアントさんは違いましたが、食事量が多かったり運動不足であれば脂肪分が多くなり、脂肪の多さが原因で骨盤周りやお尻にお肉がつくこともあります。脂肪の多さも要チェックですね。

こういった原因を整理すると、

・骨盤を前傾(自然な)状態に保つ
・鼠径部やお腹の循環を改善する
・股関節やお腹周辺の筋肉を緩める
・ヒールでの歩き方などを改善する
・ダイエットをして脂肪を落とす

などを適切に行えば、骨盤周りやお尻の上下についたお肉を落とすことができるということが考えられました。

おそらく同じ悩みを抱えている方は、上記の流れを実践すれば骨盤周りなどのお肉はスッキリ引き締められるので、以下でお伝えする方法をそのまま実践してもらえるとOKです。

では具体的に、どのようなことをすれば骨盤周りやお尻の上下につくお肉を落とすことができるのでしょうか?

 

骨盤周りやお尻の上下についたお肉を落とす方法①: 骨盤周辺の筋肉を緩める

まず最初に行ってほしいことは、

骨盤をいろんな方向に動かして硬くなってるお腹・腰周辺の筋肉を緩めること

です。

腰周りの筋肉を緩めることでむくみが改善し、その結果骨盤やおしり周辺のお肉をよりスッキリさせることができるんですね。

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いずる

まず現在の骨盤周りやおしりの状態を確認しておき、その後で以下の方法を実践してみてください。そうすると、1回でもある程度お肉感がスッキリすることが分かると思います。

①骨盤を前後に動かす

1、椅子に座り、骨盤を後方に倒す
2、口から息を吐き、へそを軽く前に突き出す
3、脱力するように、再度骨盤を後方に倒す
4、骨盤を前後に気持ちよく1分間繰り返す

骨盤を前後に動かす

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いずる

この動作の感覚としては、「グッと力む」というよりも「軽くふわっふわっ」というイメージで骨盤を前後に動かすことがポイントです。

②骨盤を左右に動かす

1、椅子に座り、骨盤を軽く前傾させる
2、お尻の下の骨を感じる
3、左右のお尻の骨に、交互に体重を乗せる
(リラックスして左右にスライドするイメージ)
4、これを1分間行う

椅子に座って身体を左右にスライドさせる

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いずる

ここでもあまり大きく動いてしまうと力むので、軽く左右にスライドする感覚で行いましょう。

③骨盤で円を描く

1、椅子に座り、骨盤を軽く前傾させる
2、骨盤で円を描くように回る
3、左右に円を描く、各1分間回す

骨盤で円を描く

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いずる

最初は小さな円をイメージして描き、徐々に円を広げていくイメージで回していきましょう。

④左右の肩と膝を近づける

1、椅子に座り、骨盤を軽く前傾させる
2、身体を丸め、右肩を左膝に近づけるようにお辞儀する
3、身体を1度お越し、逆方向に身体をお辞儀させる
4、左右交互に身体を丸め、これを1分間繰り返す

左右の膝へお辞儀する

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いずる

この動作中は、体側やわき腹辺りを気持ちよく伸ばす感覚で動かしてもらえるとOKです。

⑤脚の間で小さく弾む

1、椅子に座り、脚を大きく開く
2、脚の間にお辞儀し、身体を丸める
3、地面をタッチするように小さく弾む
4、これを1分間繰り返す

開脚して脚の間で小さく弾む

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いずる

小さく弾むとき、口から息を吐くとより腰周りの筋肉が柔らかくなりますし、お尻の筋肉も緩んできます。

こういった方法でまずは骨盤周りやお尻の筋肉を緩めるだけでも、お肉感がスッキリしてきます。

実際にこういったことをクライアントさんに実践していただいた後、

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お客様

ほんとにお肉感が変わってますね。これってむくみの影響でたるんでたってことですよね?かなりむくんでたんですね…

と言われていました。

これらの方法はお風呂上りに実践していただくと、翌朝身体もスッキリしてきますよ。

 

骨盤周りやお尻の上下についたお肉を落とす方法②:股関節を柔らかくする

骨盤周りの筋肉が緩められると、次は股関節周辺の筋肉を緩めていきましょう。

股関節を柔らかくするためには、膝をいろんな方向から引き寄せたり倒すイメージで動かせば、1日でもある程度柔らかくすることができます。

①片膝を真横に倒す

1、仰向けになり、片膝を90度に立てる
2、立てた膝を軽く内側に倒す
3、そこから一気に膝を外側に倒す
4、再度膝を内側に戻す
5、これを左右各10回繰り返す

内側に倒した膝を外側へ一気に倒す

②膝を外側から引き寄せる

1、仰向けになり、脚を肩幅に開く
2、片膝をがに股で体側に引き寄せる
3、膝を手で持ち、体側と膝の距離を縮める
4、脚を伸ばしていき、同じ動きを気持ちよく繰り返す
5、この動作を左右各10回繰り返す

膝を外側から引き寄せる

③膝をまっすぐ引き寄せる

1、仰向けになり、脚を肩幅に開く
2、片膝を曲げてまっすぐ胸に引き寄せる
3、膝を手で持ち、胸と膝の距離を縮める
4、脚を伸ばしていき、同じ動きを気持ちよく繰り返す
5、この動作を左右各10回繰り返す

膝をまっすぐ引き寄せる

④膝を内側から引き寄せる

1、仰向けになり、脚を肩幅に開く
2、片膝を内側方向へ引き寄せる
3、膝を手で持ち、膝と胸の距離を縮める
4、脚を伸ばしていき、同じ動きを気持ちよく繰り返す
5、この動作を左右各10回繰り返す

膝を内側から引き寄せる

この4つの動きで股関節周辺の筋肉が緩み、おしりの筋肉も柔らかくなっていきます。

そして、筋肉がより緩んだタイミングで鼠径部の循環を改善していきました。

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いずる

鼠径部のつまりを改善すると内もものたるみもスッキリするので、太もも痩せしたい方は時間をかけて以下の方法を実践してみてください。

 

骨盤周りやお尻の上下についたお肉を落とす方法③:鼠径部やお腹の循環を改善する

続いて行ったほしいことは、

鼠径部やお腹周りの循環を改善すること

です。

この2ヶ所のつまりを改善できると、むくみが改善してより骨盤やおしり周りのスッキリ差が出てきます。

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いずる

この2ヶ所の循環を改善する方法は、それぞれ別の記事で詳しく解説しているので、こちらを参考に実践してみてくださいね。

 

骨盤周りやお尻の上下についたお肉を落とす方法④:骨盤周辺やおしりのトレーニングを行う

ここまでの流れができれば骨盤周りはかなり引き締まっていますが、さらに引き締めたい方は骨盤周りやおしりなどのトレーニングを行っていきましょう。

ここについてはYouTubeの内容が参考になると思うので、よかったらこちらを実践してみてください。

 

骨盤周りやお尻の上下についたお肉を落とす方法⑤:根本原因を取り除く

先ほど原因のところでも解説した通り、

日頃の姿勢のまずさが骨盤周りなどがたるむ原因

になっています。

ですので、筋肉を緩めたりトレーニングを行うことも重要ですが、根本的に骨盤周りをスッキリさせるためには「姿勢や動作の改善も必須」なんですね。

ここについては別の記事でそれぞれ詳しく解説しているので、こちらを参考に姿勢や動作改善を行っていきましょう。

座り方の改善方法

立ち方の改善方法

歩き方の改善方法

ここまでお伝えした流れを現場でも実際にご指導し、クライアントさんの骨盤周りなども引き締まってきているんですね。

ですので、同じような悩みを抱えている方は、こういった一連の流れを参考に実践していただければと思います。

 

骨盤やおしりの上下にお肉がつく原因と落とす5つの方法のまとめ

今回は、骨盤周りやおしりの上下につくお肉を落とす方法などを解説しました。

・骨盤の位置が不安定になる
・鼠径部がつまり、股関節が硬くなる
・体内の脂肪量が多くなる
・その結果、骨盤周りやお尻の上下のお肉が増す
・お肉を落とすためには、まず骨盤や股関節周辺を緩める
・むくみ改善やトレーニングを行う
・根本原因の姿勢や動作の改善を行う
・この一連の流れができると、骨盤やおしり周りは引き締まる

こういった内容をお伝えしました。

骨盤やおしり周りのお肉が増すと、スタイルとしてもよく見えないですし、お風呂で自分の身体を見るといい気はしないですよね。

でも、安心してください。今回お伝えしたような根本原因を取り除くことができると、何歳からでも変われます。

ですので、上記でお伝えした何か1つでもいいので、明日からの生活の中に取り入れていただければと思います。今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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