ヒールを日常的に履いている方は、もしかすると何気ない立ち方や歩き方のまずさが原因で脚が太くなっているかもしれません。

逆にヒールを履く方は、ヒールを履いているときの「立ち方」や「歩き方」などを見直していくと、脚やせすることができる可能性があるんですね。

ヒールを履いたときの姿勢や動作は、ちょっとした違いで脚にかかるストレスが大きく変わり、太くなったり脚やせすることもあります。

この記事では、

・ヒールを履くと脚が太くなる原因
・ヒールで脚やせする方法

などをパーソナルトレーナー歴11年の伊藤出(@izuru_style)が解説します。

 


ヒールを履くと脚が太くなる原因

現場でもたまにクライアントさんから、

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お客様

なんか、ヒールを履いていることで脚が太くなった気がするんですよね。こういうことって本当に考えられますか?

などと相談されることがありますが、冒頭でもお伝えした通り、立ち方や歩き方によっては脚が太くなる可能性があるんですね。

実際に現場で見られる原因は、以下のようなことがありました。

つま先重心で立っている

まず問題になってくるのが、ヒールを履いた時に、

つま先重心になっている

ということです。

これは勘違いされやすいことですが、ヒールを履いたときの重心はピン(踵)で立つことが自然なんですね。

ピンで立った姿勢

この位置で立つことができると“骨で立つような感覚”になり、脚の筋肉にかかるストレスは必要最小限になるため、あまり脚は太くなりません。

ただヒールを日常的に履くクライアントさんの姿勢をチェックすると、以下のようなつま先重心になっているケースが多くみられます。

つま先重心でヒールを履く

こういったつま先重心で立ち続けると、

・ふくらはぎや前ももにストレスがかかる
・筋肉が硬くなって張り出す
・むくみもひどくなって脚全体が太くなる

などの変化が生まれて、ヒールを履くことで脚が太くなることは十分考えられるんですね。

もし、ふくらはぎや前ももの張りなどで悩む方は、よかったら以下の記事も参考にしてみてください。

【完全版】太ももの前側がパンパンで太い&張り出す原因と細くする3つの方法
【完全版】ふくらはぎの外側が張り出す&太い原因と細くする6つの方法
【徹底解説】ふくらはぎの内側が太い原因と細くする3つの方法
ふくらはぎがパンパンで硬い原因と柔らかくする3つの方法

ヒールで歩く時に膝が曲がっている

さらに問題になっているのが、膝が曲がった状態で歩いてしまっていることです。

外国の女性を見ていると非常に美しい歩き方をされ、ヒールを履いている姿を見ても自然で、以下のように歩かれています。

自然な歩き方

日本人の女性の場合、膝が曲がった状態で歩いている方が多いんですね。

膝が曲がった歩き方

膝が曲がった状態で歩いてしまうと、

・重心の位置が低くなる
・脚に加わるストレスが大きくなる
・地面を突くような着地になる
・前ももへのストレスが大きくなる
・前ももが張り出し、ヒップダウンする

こういった体型の変化にもつながってしまいます。

ヒールを履いて歩く時は、みぞおちを前に運ぶように歩き、後方に脚を残していくことでヒップアップまたは脚やせすることができます。

みぞおちを前に運び、後方に脚を残して歩く

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いずる

ここはかなり大きなポイントになるので、後ほど詳しく解説していきますね。

ヒールが高すぎる

上記では「膝が曲がった状態で歩く」とお伝えしましたが、この原因の1つに“ヒールが高すぎる”という問題も考えられるんですね。

これもよく現場でみられることですが、高いヒールを履きなれていない方の場合、高いヒールを履くことで、

・着地の時に恐怖心が出る
・恐怖心が出ると足元を探るように着地する

という変化が生まれます。

そうすると膝が曲がったような状態になりますし、重心が低くなって、地面を突くような着地になってしまう可能性があるんですね。

探るように膝を曲げて着地

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いずる

地面を突くような着地は脚の筋肉に過度なストレスがかかるため、結果的に脚が太くなってしまいます。

ピンが細すぎる

ヒールの高さとあわせて問題になるのが、ピンの細さです。

これも上記と似ていますが、ピンが細すぎることで、

・歩くときに、着地が不安定になる
・足元を探るように着地する
・重心が下がって脚へのストレスが増す

こういった一連の流れが起こり、脚へのストレスが増した結果脚が太くなる可能性があるんですね。

おしゃれの観点からするとピンが細いことはプラスかもしれませんが、脚やせなどの観点から言えばマイナスになりかねません。

ここまでお伝えした、

・つま先重心で立っている
・膝が曲がった状態で着地する
・ヒールが高すぎる
・ピンが細すぎる

などが原因で脚が太くなるということが考えられます。

ただ逆のことを言えば、

・ピンに重心を持っていく
・重心を高く維持してヒールで歩く
・自分に合ったヒールを履く

などのことができると脚やせすることも十分可能ですし、シューズなどよりもヒップアップしてスタイルが良くなっていくんですね。

では、適切にヒールを履いて歩くことで具体的にどのような効果が期待できるのでしょうか?

 

適切にヒールを履くことで得られる効果

自分に合ったヒールを履き、自然な姿勢や動作などを実践できた場合、以下のような効果が期待できます。

1、脚が細くなる

自分に合ったヒールを履くことで、シューズのときよりも重心の位置が高くなるんですね。

重心が高い状態で自然に歩くことができると、脚にかかるストレスが軽減されます。これは、

・脚を前に出すように歩く
・胸辺りを前に運ぶように歩く

この2つの歩き方を比べてもわかると思います。

歩き方の比較

この2つを比べたとき、後者の方が楽に歩けます。

・重心が高い=脚へのストレスが小さくなる
・重心が低い=脚へのストレスが大きくなる

このような違いが生まれ、ヒールを履いて自然に歩けると脚へのストレスが軽減し、その結果脚やせすることができるんですね。

2、ヒップアップする

ヒールを履いて歩くことで、脚やせにプラスしてヒップアップも期待できます。

後方に脚を置いていくように歩けると、ヒールを履いてる場合は特にお尻への刺激が大きくなります。

脚を後方に残し、ヒップに刺激が加わる

こういった歩き方を繰り返すことができれば、それだけで十分ヒップアップすることができますし、脚全体の形もきれいになっていくんですね。

3、ウエストが引き締まる

もう1つ期待できる効果としては、

ウエストが細くなる

ということです。

先ほど「ヒールを履けば重心が上がる」とお伝えしましたが、重心が上がることで体幹部分が縦に引き伸ばされるんですね。

身体が縦に引き伸ばした状態

そうすると、お腹の空洞が小さくなってそれだけでウエストが細くなります。

この辺りは「常にお腹をへこます効果|簡単にウエストを細くする方法」で詳しく解説しているので、よかったらこちらも参考にしてみてください。

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いずる

人間の身体はお腹にかなりの空洞があり、身体を縦に引き伸ばすことで「1週間で-3~4cm」ぐらい変化する方もいるはずですよ。

ここまでお伝えしたように、ヒールを履くことでこのような効果が期待できるわけですが、こういった効果を引き出すためには具体的にどのようなことをすればいいのでしょうか?

 

ヒールを履いて脚やせする方法①:重心位置や立ち方を改善する

まず最初に行ってほしいことは、ヒールを履いた時の「重心位置」や「立ち方」を変えることです。これだけでも、身体に対するストレスが軽減するんですね。

日頃からヒールを履いたときは、以下でお伝えする重心位置や立ち方をすると身体は変わっていきますよ。

ヒールを履いたときの重心位置

ヒールを履いた時の重心位置は、先ほどもお伝えした通り「ピンの真下(かかと)」です。

ピンで立った状態

この位置に体重を乗せることで“骨で立つ”ような状態となり、非常に楽に立つことができます。

もしピンで立っているつもりでも楽に立てない方は、「正しい立ち方とは?立ち姿勢を習得する4つの方法」や以下の動画を参考に実践してみてください。

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いずる

この記事や動画でお伝えする立ち方がヒールを履いた状態でできると、非常に楽に立てることがわかると思いますよ。

 

自然な状態で立てると、

・骨盤が自然に立った状態で楽
・膝に若干ゆとりある感じがわかる
・踝真下の骨を感じて立てている

こういった感覚が出てくると思います。

自然な立ち方が習得できると、次は歩き方へ移行していきます。

 

ヒールを履いて脚やせする方法②:歩き方を改善する

歩き方のポイントは、以下の通りです。

1、重心位置を引き上げる

まず最初に、重心位置を引き上げるイメージで“気持ち”身体を縦に引き伸ばします。

重心を上げて身体を縦に引き伸ばす

身体を縦に引き伸ばせると、みぞおちや頭に重心位置を設定しておきましょう。

重心位置をみぞおちに設定

2、重心を前に運ぶように歩く

重心を引き上げられたら、次は胸や頭をスーッと前に運ぶイメージで歩き出します。

胸を前に運ぶように歩く

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いずる

このとき実際に胸を突き出してしまう方がいますが、以下の状態はNGで、前に運ぶ“感覚だけ”でOKです。

胸を突き出した歩き方

こうなってしまうと着地も不自然になってしまい、脚が太くなる可能性も出てくるので避けたいですね。

現場でよくする表現としては、

UFOキャッチャーのクレーンに頭を運ばれるように歩く

などと言いますが、このイメージで歩くと楽に歩く感覚がわかりやすい方が多いです。こんな感覚で歩くのもおすすめですね。

3、脚を後方に置いていくイメージを持つ

そして、胸などを前に運ぶイメージで前方へ進みますが、このとき後方の脚を少し置いていくイメージで歩きます。

脚を後方に残した歩き方

早く脚が前に出てきてしまう場合は、こういう状態になるんですね。

脚がすぐに前に出てきそうになる歩き方

これだとヒップに刺激が加わりにくいため、ヒップアップしづらくなってしまいます。

比較すると違いがよくわかると思います。

歩き方の違い

ですので、気持ち後方に脚を置いていくように歩きましょう。

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いずる

感覚的には気持ち置いていく程度で十分で、あまり残しすぎるとぎこちなくなるので、このあたりの微調整が重要ですね。

4、骨盤を左右に軽く動かす

そして最後のポイントは、

骨盤を左右にスライドさせながら歩く

ということです。

これは以下の動画を見ていただく方がわかりやすいので、こちらを参考に実践していきましょう。

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いずる

みなさんめちゃくちゃカッコイイ歩き方ですよね。骨盤を左右にスライドさせると、見た目も変わっていきますよ。

 

こういった一連の流れで歩くことができると、

・脚やせ
・ヒップアップ
・ウエストの引き締め

などが自然にできるので、ヒールを履いてよく歩く方にはかなりおすすめな歩き方です。

 

ヒールを履いて脚やせする方法③:自分に合ったヒールを選ぶ

さらに、ヒールを履いて脚やせなどをするためには、自分に合ったヒールを選ぶことも重要です。

脚やせするという視点でヒールを選ぶと、以下のことなどがポイントになってきます。

1、恐怖感の出ないヒールの高さ

ヒールを選ぶときのポイントは、

着地の際、恐怖感のないヒールの高さ

を選ぶことです。

これは個人によって変わってくると思いますが、現場で見ていても大体「4~6cm」が適切な高さだと思います。

こういう恐怖感を消すことで、

・ヒールを履いても自然に歩きやすくなる
・脚を前に出すような着地をしなくなる
・膝が伸びた状態で歩ける

など、脚が太くなる要素を取り除くことができます。

このヒールの高さとあわせて選んでほしいのが、ピンの太さですね。

2、恐怖感の出ないピンの太さ

脚やせなどをする場合は、ヒールを履いて自然に着地できることが最も重要です。

そのためには、安心して着地できるぐらいの「ピンの太さ」が必要なんですね。これも個人によって変わりますが、

着地の際に、恐怖心が出ないピンの太さのものを選ぶ

ようにしてもらうと、高さが適切であれば脚やせしやすくなります。

おしゃれの要素も加味されるため、一概に太い方がいいとは言い切れませんが、身体のことを考えるとピンは太めの方がおすすめですね。

3、適切なサイズを選ぶ

もう1つ重要になるのが、ヒールのサイズです。

これは、

・横幅
・縦幅

を適切にあわせることが重要ですが、特に問題になるのが縦幅です。

シューズもそうですが、自分の足に合った適切なサイズは、

かかとをつめた状態で、つま先に1cmの隙間がある状態

なんですね。

現場で見ているとヒールのサイズが小さすぎて、かなりきつきつの方が多い傾向にあります。

つま先がつまってしまうと、

・足の指が曲がってしまう
・足首が緊張してしまう
・着地がつま先からになり、不自然になる

その結果、前ももへのストレスなどが増してしまうんですね。

ですので、つま先に1cmほどの隙間が空くヒールのサイズを選ぶことも重要です。

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いずる

こういった点に注意してヒールを選んでもらい、上記でお伝えした動作などができると脚やせなどは可能になりますよ。

 

ヒールを履くと脚が太くなる原因と脚やせする3つの方法のまとめ

今回は、ヒールを履いて脚が太くなる原因と脚やせなどをする方法について解説しました。

・ヒールを履いた立ち方や歩き方で脚の太さが変わる
・ヒールを履いて立つ時は、ピンに体重を乗せる
・重心を高め、前に運ぶように歩く
・この歩き方で脚やせ、ヒップアップができる
・自分に合ったヒールを選ぶことも重要

こういった内容をお伝えしました。

日頃仕事で忙しい方も、ヒールを履いたときの立ち方や歩き方を変えるだけで、十分身体を変えることが可能なんですね。

そのためにやるべきことは、ちょっとした身体の使い方を変えること。これができると、脚やせやヒップアップもでき、スタイルがよくなっていきます。

日頃からヒールを履く方は、ぜひ今回の内容を参考に実践していただければと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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