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頭が大きいと全体のバランスが悪く感じ、特に女性であればできるだけ小さくしたいですよね。頭部は骨格の問題も考えられますが、生まれつき以外の要素も関係しているんですね。

毎日忙しく疲れている。そんな方は、頭部にある「筋肉の張り」や「むくみ」などの影響を受けて大きくなっているかも。

この場合、徹底して頭周辺の筋肉を緩める。それだけで、今よりも頭が小さくなります。

この記事では、

・生まれつき?女性の頭が大きい(でかい)原因
・生まれつき大きい(でかい)女性の頭を小さくする4つの方法

などを、パーソナルトレーナー歴12年の伊藤出(@izuru_style)が解説します。

 

生まれつき?女性の頭が大きい(でかい)原因

今ご自身の頭が大きいな…と感じる方は、以下の原因が考えられます。

頭の骨そのものが大きい

頭部の大きさに最も影響する要素は、

頭の骨の大きさ

です。

頭の骨格の画像

人間の骨格はさまざまな要因で決まりますが、1つの要素に「遺伝」も含まれているんですね。

遺伝などの要素で頭の骨そのものが大きい場合、その上に、

・頭皮
・髪の毛

などが重なって、今の悩みにつながっている可能性があります。

もし骨格の問題で頭部が大きい場合は、手術以外の方法では小さくすることは難しい可能性が高い。ただ、骨格の問題以外で頭が大きい場合は、改善できる可能性があるんですね。

では、骨格以外であれば、どのような原因で頭が大きくなるのでしょうか?

頭部全体がむくんでいる

まず考えられるのは、

頭全体がむくんでいる

ということ。これを聞くと「頭ってむくむの?」と思いません?実は、かなりむくみます。

頭がむくむ原因の1つに、頭部の位置が不自然になっていることが考えられるんですね。

例えば、自然な状態で座れるとこのような姿勢になるはず。

自然な座り方

ただ、姿勢が崩れて頭部が前方に移動すると、こういう姿勢になってしまう。

頭が前に突き出た座り方

頭の位置が前にズレてしまうと、

・咬筋
・側頭筋

などの筋肉がストレスを受けて硬くなります。

そうすると、

・周辺にある筋膜や皮膚が硬くなる
・頭全体が硬くなる
・血流やリンパ液の流れが悪くなる
・その結果、頭全体でむくみがひどくなる

ということが起こるんですね。

ただこういうことが起こっても、自分では気づきづらい。今、ご自身の側頭部辺りをグッと押してみてください。

側頭部辺りをグッと押す

そうすると、かなり痛くありません?

側頭部を押して痛い表情

こういう方は、必ず頭がむくんでいます。だから、本来の状態よりも頭が大きく見えているはず。

この場合は、むくみや筋肉の張りを改善することで、今より小さくすることは可能です。

https://izuru-personal.com/wp-content/uploads/2023/04/吹き出し-300x300.jpg

もし喰いしばる癖や歯ぎしりをしている方は、これらによっても同じようにむくみがひどくなりますよ。

脂肪が頭についている

もう1つ考えられる原因は、

脂肪の多さ

です。

一度頭皮をぎゅっと寄せるように、手で頭のお肉を握ってみてください。

頭皮を手で握ってみる

感覚的に薄く、皮膚だけが掴める方はそこまで脂肪はついていません。ただ、結構な量のお肉を掴めた方は、おそらく脂肪量が多い。

頭皮を握って多くのお肉が掴める状態

実際に掴んでみて、どんな感じでした?

もしお肉をよくつかめた方は、この脂肪分を落とせば今よりも頭を小さくすることは可能です。

ここまで、頭が大きくなる原因は、

・むくみや筋肉の張り
・脂肪の多さ

とお伝えしましたよね。

これらに拍車をかけるのが、自律神経の乱れ(ストレスの多さ)なんですね。

自律神経のバランスが乱れている

日頃、どれぐらいストレスって溜まっていますか?

・まったく好きになれない上司や同僚がいる
・どう頑張っても合わない知人がいる
・解決までに時間がかかる悩みを抱えている

何か1つでも該当し、かなりストレスが溜まっている状態が続いている。そんな方は、おそらく自律神経のバランスが乱れています。

自律神経のバランスが乱れてしまうと、

・血管やリンパ管が細くなる
・体液の循環が悪くなり、むくみやすくなる
・体温が下がって、基礎代謝が大幅に下がる
・今までと同じ食事量であっても、脂肪がつきやすくなる

といった具合に、さらに頭が大きくなってしまう可能性があるんですね。

もしストレスがかなり溜まっている方は、こういった自律神経の乱れを整えることも、頭部を小さくすることにつながるかもしれません。

では、こういった原因で頭が大きい場合、具体的にどのようなことをすれば小さくすることができるのでしょうか?

 

生まれつき大きい(でかい)女性の頭を小さくする方法①:頭皮や筋肉を緩める

まず最初に行ってほしいのは、

頭皮や頭の筋肉を緩める

ということ。

頭皮などを緩める前に、今の頭皮をつまんで硬さや伸び加減などを確認しておいてください。

頭皮をつまんで硬さを確認

以下の方法を実践した後、頭皮が柔らかくなってお肉感が薄くなることがわかると思います。早速実践していきましょう。

1、側頭部に手を沿えて深呼吸

1、側頭部に軽く手を沿える
2、その状態で深呼吸を行う
3、これを10回繰り返す

2、側頭部の髪の毛を持って円を描く

1、側頭部の髪の毛を手でつかむ
2、円を描くように、頭皮を動かす
3、同じ方向に10回回し、逆回しも10回行う

3、頭頂部の髪の毛を持って円を描く

1、頭頂部の髪の毛を手でつかむ
2、円を描くように、頭皮を動かす
3、同じ方向に10回回し、逆回しも10回行う

4、後頭部の髪の毛を持って円を描く

1、後頭部の髪の毛を手でつかむ
2、円を描くように、頭皮を動かす
3、同じ方向に10回回し、逆回しも10回行う

5、頭全体を優しくなでる

1、頭部に軽く手を沿える
2、赤ちゃんを優しくなでるように頭を擦る
3、これを1分間行う

この5つが終わった後、もう1度頭皮を握ってみてください。

頭皮をつまんで硬さを確認

そうすると、さっきよりも薄くなっていませんか?薄く感じた方は、むくんでいたということですね。これを続けると、頭が小さくなっていきます。

さらに頭を小さくするために、首周りを動かしてさらにむくみを改善していきましょう。

 

生まれつき大きい(でかい)女性の頭を小さくする方法②:むくみを改善する

次に行うのは、

首の筋肉をポンプのように動かし、むくみを改善する

という方法です。

首周りを軽く動かせば、筋肉がポンプのように働いて、頭のむくみをより改善してくれるんですね。以下の方法は、できるだけ軽く動かしましょう。

1、首を小さく上下に動かす

1、正面を向き、首周りをリラックスさせる
2、鼻から息を吐きながら、首を上下に小さく動かす
3、これを1分間行う

2、首を小さく左右に倒す

1、正面を向き、首周りをリラックスさせる
2、鼻から息を吐きながら、首を左右に軽く倒す
3、これを1分間行う

3、首を小さく左右に捻る

1、正面を向き、首周りをリラックスさせる
2、鼻から息を吐きながら、首を左右に軽く捻る
3、これを1分間行う

4、首を小さく回す

1、正面を向き、首周りをリラックスさせる
2、頭のてっぺんで円を描くように、首を回す
3、1分間同じ方向に回し、逆回しも1分間行う

この4つを実践すると、より頭や首周りのむくみが改善します。

再度頭皮を掴んでみてください。

頭皮をつまんで硬さを確認

最初よりもかなり柔らかくなって、薄くなっていませんか?こういう柔らかい状態を維持できるのが理想ですよね。

この時点で頭皮をつまんでお肉感がある方は、それは脂肪の可能性。この脂肪を落とせば、まだまだ頭を小さくすることができますよ。

 

生まれつき大きい(でかい)女性の頭を小さくする方法③:脂肪を落とす

脂肪を落とすおすすめの方法は、

サーキットトレーニング

です。いわゆるトレーニング×有酸素運動を交互に行う方法。

これは脂肪を効率的に落としやすいので、おすすめですね。具体的な方法は以下の記事で紹介しているので、よかったら参考にしてみてください。

頭部の脂肪が多い時でも、全身を動かす。その方が脂肪を減らしやすいので、上記を参考にサーキットトレーニングを週2~3回の頻度で行ってみてください。

https://izuru-personal.com/wp-content/uploads/2023/04/吹き出し-300x300.jpg

サーキットトレーニングとちょっと食事量を減らせば、もっと脂肪量が減って頭は小さくなりますよ。

 

生まれつき大きい(でかい)女性の頭を小さくする方法④:根本原因を取り除く

上記の3つで頭は小さくなりますが、根本的に小さくするために以下のことも実践していきましょう。

頭の位置を自然な位置に直す

先ほど、座り方のまずさで頭の位置が変わるとお伝えしましたよね。

座り方の違い

根本的に頭を小さくするためには、頭の位置の改善は必須。

もし頭が前にズレている方は、座った状態で骨盤を軽く立てます。

骨盤を軽く前傾状態、軽く頭は前にずらす

ここから、頭を後方に傾けて天井を見る。

天井を見る

軽く首を天井方向に引き伸ばしたまま、軽く顎を引く。

軽く顎を引く

そうすると、前に出ていた頭の位置が戻るんですね。

あとはこの状態で過ごしてもらうと、頭のむくみが軽減したり、筋肉が硬くなりづらい。根本改善には、この頭部の位置の修正は必須です。

喰いしばりに気づいて歯に空間を開ける

日頃「喰いしばり」がひどい方は、まずはその状態に気づきましょう。まさに今。喰いしばっていませんか?

喰いしばっている

無意識に喰いしばってしまう方は、口は閉じたままでいいので歯に空間を開けるようにしてみてください。口の中のイメージは、こんな感じ。

口を半開きの状態

こうすると、先ほどお伝えした「咬筋」「側頭筋」へのストレスが軽減。筋肉が張りにくくなり、むくみも軽減して、今よりも根本的に頭を小さくできます。

口を軽くパクパクさせる

歯に空間を開けることもそうですが、もう1つやってほしいのが、

口を軽くパクパクさせる

ということ。

見た目が気になる方は口は閉じたままでもいいので、こんな感じで口をパクパクさせます。

口を閉じて口をパクパクさせる

そうすると、口周りの筋肉が緩む。リラックス効果も高いので、こういうのを続けていると喰いしばりも改善していくんですね。

口をパクパクさせる習慣も、結果的には頭の小ささにつながるのでおすすめです。

一定のリズムで深呼吸を繰り返す

日頃ストレスが多い方は、

一定のリズムで深呼吸を繰り返す

ということを行ってほしいですね。

具体的なやり方は、以下の通り。

1、仰向けになり、脚を肩幅に開く
2、両手はお腹に上に沿える
3、鼻から息を吸い、口から細く長く吐く
4、気持ちよく、5分間以上繰り返す

この深呼吸をしている際は、「気持ちいいなぁ~」と感じながら実践します。そうすると、脳内でセロトニンの分泌量が増える。その結果、自律神経の乱れが整うんですね。

自律神経のバランスが整うと、

・よりむくみづらくなる
・基礎代謝が上がって脂肪が燃焼しやすくなる

このような変化が生まれます。

お風呂上りの寝る前に行うと、より効果的。こういった根本的な原因を取り除く方法もあわせて行えると、今悩む頭の大きさを改善することができるというわけです。

 

生まれつき?女性の頭が大きい(でかい)原因と小さくする4つの方法のまとめ

今回は、生まれつき?女性の頭が大きい(でかい)原因と小さくする4つの方法について解説しました。

・骨格の問題で頭部が大きい場合は改善が難しい
・筋肉の張りやむくみによって大きい場合は改善可能
・頭部を緩めることで、小さくできる
・脂肪量を減らすことでも、さらに小さくできる
・根本的に小さくするためには、原因も取り除くこと

肩幅の広さも同じですが、頭部の大きさは骨格の問題が関係するため、改善できないケースもあります。ただ、多くの女性は今よりも小さくすることは可能。

なぜなら、それだけむくみや筋肉の張りがひどいから。まずはこれらを改善しましょう。そうすると、帽子やニット帽をかぶった際に「あっ、小さくなってる…」ということがよくわかるはず。

今回の内容が、少しでも今抱える悩みが改善するきっかけになれば嬉しく思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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今回お伝えした内容は、パーソナルのセッションだとより確実に改善可能です。もしご自身で改善が難しい場合は、お気軽にご相談ください。

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