顎を引くと二重顎に見えるのは、ただ「脂肪」が多いからだけではなく「むくみ」の影響を受けている可能性があります。

デスクワークやスマホの触りすぎなどがあれば、姿勢が崩れて首周辺が硬くなる。その結果、首周りの循環が悪くなってむくみがひどくなります。

そんなタイミングで顎を引いてしまうと二重顎に見えるんですね。この二重顎は「首の筋肉を緩める」「首のむくみを改善する」などができると、1日でも改善を実感することができます。

実際に筋肉などを緩める前と緩めた後で顎周りを撮影すると、このような変化が1回でも出ます。

二重顎の比較

僕は毎日ケアしている中でこれだけ変化が出ているので、日頃筋肉を緩めていない方はもっと変化が出るはず。今回はこういった変化を実感できる方法をご紹介します。

この記事では、

・顎を引くと二重顎になる原因
・二重顎を改善する6つの方法

などをパーソナルトレーナー歴12年の伊藤出(@izuru_style)が解説します。

 

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今回の記事の内容

顎を引くと二重顎になる原因

実際に現場でも30代以降の女性から「顎を引いてできる二重顎が気になる」という相談を受けることがありますが、この原因は以下のようなことが考えられます。

胸鎖乳突筋などの首の筋肉が硬くなっている

まず考えられることは、

胸鎖乳突筋などの首の筋肉が硬くなっている

ということです。

胸鎖乳突筋

この筋肉は下を向くように首を曲げたり、首を左右に捻るような動作を行うときに働く筋肉です。

冒頭でも少し触れましたが、日頃過ごす中で、

・長時間デスクワークをしている
・スマホを長時間触っている

など顎を引いたような状態で過ごしているとストレスを受けて硬くなってくるんですね。

デスクワーク

スマホを長時間触っている

こういった過ごし方をしていても、毎日適切に筋肉を緩めていると二重顎にはなりません。ただ、今二重顎で悩んでいる方は顎周りの筋肉を緩める習慣がないはず。

日頃姿勢の崩れなどで胸鎖乳突筋が硬くなってくると、内圧といって内側に締めつける圧力が高まる。そうすると、

・血管やリンパ管が締め付けられる
・循環が悪くなり、老廃物やリンパ液が滞り始める
・首周りや顎下がむくみだす
・その結果、顎を引くと二重顎に見える

など、こういった関連が考えられるわけです。

現場でクライアントさんの姿勢をチェックしていると、その他にもさまざまな原因が見えてきました。

顎を引く癖がある

仕事中などの姿勢もそうですが、現場で問題になっていたのは何気ないときの「顎の傾き」です。

人間が自然な状態で正面を向いていると、大体このような状態になるはずなんですね。

自然な状態で正面を向いている状態

僕の中ではこれがまっすぐな状態で、特に違和感のない状態です。ただクライアントさんの中には、以下のような状態が自然だと考えている方がいました。

顎を引いて上目遣いで正面を見る

比べてみると違いは一目瞭然で、クライアントさんの方が顎を引きすぎていますよね。

顎の傾きの比較

こういった顎を引いた状態が癖づいている場合、先ほど解説した“胸鎖乳突筋”などの首の筋肉がストレスを受けて硬くなってきます。

そうすると「筋肉の張り」や「むくみ」などの影響を受けて、結果的に顎を引けば二重顎に見えるというわけです。

下を向きながら歩いている

さらに顎を引くことが癖づいている方ほど、下を向きながら歩く傾向があります。

自然な状態で正面を向いて歩けると、このような状態に見えるはず。

自然な状態で正面を向いて歩く

ただ顎を引く癖がある方の場合、正面を見るよりも地面などを見た方が楽に感じるため、見た目としてはこのような状態になります。

地面を見て顎を引いて歩く

人間が歩けば上からかかる重力や着地の際に受ける地面からの反力の影響によって、首はもちろん全身にストレスがかかります。

顎を引いた状態で歩いてしまうと、自然な状態で歩くよりも首周りへのストレスが大きくなるため、この影響によっても顎周りのむくみへとつながる可能性があるんですね。

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いずる

一見関係なさそうな歩くときの姿勢も、実は顎周りがたるむ原因に関連しています。

顎周りの筋肉が硬くなっている

ここまでは首周りの筋肉が硬くなっていることで二重顎につながるとお伝えしましたが、次は顎周りにある筋肉との関連です。

ほっぺの外側あたりには、「咬筋」と言われる筋肉があるんですね。

この筋肉は主に咀嚼をするときに働く筋肉ですが、

・ストレスが多くて歯を食いしばる癖がある
・寝ているときに歯ぎしりをしている

などに該当している方の場合、かなり硬くなっている傾向にあります。

実際に顎の外側あたりをぎゅっと押してみると、かなり痛くありませんか?

顎の外側(咬筋)を押す

痛みや不快感が出る方は、咬筋が硬くなっているサインです。実際に現場でクライアントさんの顎周りを確認していると、

咬筋が硬くなっている方も顎や首周りのむくみがひどい傾向にある

という印象があり、咬筋の硬さも二重顎と関連しているんですね。

顎関節が歪んでいる

そしてさらに問題になるのが、

顎関節が歪んでしまっている

ということです。

歯ぎしりや喰いしばる癖がある方の場合、ほとんどのケースで顎関節に歪みが見られます。自然な状態から顎関節が歪んでしまうと、

・咬筋がストレスを受け続ける
・時間の経過とともに咬筋が硬くなる

といったことも起こるため、上記でお伝えした首周りのむくみにつながる可能性があるんですね。

脂肪が重なると二重顎が加速する

ここまでお伝えした原因とあわせてさらに問題になるのが、「脂肪分の多さ」です。

おそらく顎を引いて二重顎になる方は、

首周りの筋肉が硬い+むくみ+脂肪が多い

これら3つが関連した結果ですが、脂肪分が多ければより二重顎がひどくなります。

むくみなどよりも脂肪の方が重なりが大きくなるため、顎周りに脂肪が多いと顎を引けばより二重顎が目立つはず。

ここまでお伝えしたように、

・姿勢が崩れて首周りの筋肉が硬くなっている
・内圧が高まってむくみがひどくなる
・脂肪分が多くついている

これらのことが原因で顎を引くと二重顎になる可能性があるんですね。

逆の言い方をすれば、

・首周りの筋肉を緩める
・首周りの循環を良くして、むくみを改善する
・ダイエットなどを行って脂肪を落とす

などができると、改善が可能です。

筋肉の張りやむくみは1日でもある程度改善で、冒頭でお伝えした変化はこの2つに対して適切にアプローチできたからこその結果です。

ここからは根本的に二重顎が改善できるようにさまざまな方法をご紹介するので、ぜひ参考に実践して変化を実感してみてください。

 

顎を引くと二重顎になるときの改善方法①:首周りの筋肉を緩める

顎を引くと二重顎になる方にまず最初に行ってほしいことは、

首周りの筋肉を緩めること

です。

首周りの筋肉を緩めることで不自然になっていた頭部の位置も整いますし、緩めるだけでも顎下はスッキリしてきます。

後ほど「筋膜」を緩める方法もご紹介しますが、この方法でより効果を実感できるように“ある程度”首周りの筋肉を先に緩めていきましょう。

1、首の前側を手で覆って呼吸する

1、両手で首の前側を覆う
2、首に触れた状態で深呼吸をする
3、これを10回行う

首の前側を手で覆って深呼吸

2、首の前側を手で軽く擦る

1、両手の指先をリラックスさせる
2、首の後ろ側から前側へ軽く皮膚を擦る
3、これを20回程度行う

首の前側を後ろ側から指で軽く擦る

3、首の前側の筋肉を指で揺らす

1、両手の指を軽く立て、首の前側に当てる
2、首周りをリラックスさせ、筋肉を軽く揺らす
3、これを1分間行う

首の前側に指をあてて筋肉を揺らす

まずはこの3つをすることで筋肉がある程度柔らかく緩み、次に行う筋膜を緩めるための準備は完了です。

次はさまざまなポージングで、首周りの筋膜を緩めていきましょう。

 

顎を引くと二重顎になるときの改善方法②:首周りの筋膜を緩める

以前「顎と首の境目(フェイスライン)がない原因と7つの改善方法」でも触れていますが、顎下の筋膜が硬くなれば顎と首の境目がなくなったように見えるんですね。

特に女性の場合は顎下のたるみ感というか、ボテッとした感じになるため筋膜を緩めておくことは重要です。

筋膜を緩めるために必要なことは、

・痛みや不快感が出ないように、軽く筋膜を伸ばす
・約2分間伸ばし続ける

などで、この上限がクリアできれば筋膜は緩みます。筋膜の周辺には筋肉も存在しているため、筋膜が緩めば筋肉も緩むんですね。

そうするとより顎を引いたときの二重顎は改善されるため、二重顎を改善したい方は筋膜を緩めることは必須。首周りや顎下の筋膜を緩める方法は、以下の通りです。

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いずる

ちなみにここからご紹介する方法すべてを行う必要はありません。何か1つでも実践すれば筋膜を緩めることができます。

1、顎を上げて筋膜を緩める

1、地面に座った状態で、天井を見るように顎を上げる
2、下顎に両手を軽く沿えてサポート
3、この状態で2分間キープする

座った状態で顎を上げて手を沿える

2、布団を活用して首周りの筋膜を緩める

1、布団を丸め、その上に仰向けになる
2、顎が上がるように、首から先は布団から落とす
3、この状態で2分間キープする

布団に仰向けになって首の前側を伸ばす

3、バランスボールを活用して首周りの筋膜を緩める

1、バランスボールに乗り、仰向けになる
2、顎が上がるように、頭や首をバランスボールから落とす
3、この状態で2分間キープする

バランスボールで首の筋膜を緩める

このように3つのうちどれか1つでも実践することで筋膜が緩み、硬く張っていた首周りはかなり柔らかくなっていきます。

この段階でも二重顎は改善されますが、ここからさらに首周りのむくみを改善するとより顎下のスッキリ感が出てきます。

 

顎を引くと二重顎になるときの改善方法③:首周りのむくみを改善する

ここからお伝えする顎下のむくみを改善することで、より顎を引いたときの二重顎のたるみ感は改善されます。

ですので、すぐに変化を実感したい方は以下の方法に時間を割いて行っていきましょう。

1、顎下のお肉を親指で揺らす

1、顎下に親指を沿える
2、たるみが気になる箇所に指を置く
3、親指でお肉を1分間揺らす

顎下に親指を沿えて揺らす

2、顎下を真ん中に向かって擦る

1、顎下に指を沿える
2、顎の外側から真ん中に向かって軽く擦る
3、これを1分間繰り返す

顎下に指を沿えて軽く擦る

3、軽く顎を上げて口を開閉する

1、顎下に手を沿える
2、軽く顎を上げてリラックスする
3、この状態で軽く口を開閉
4、これを1分間繰り返す

顎下に手を沿えて軽く顎を上げて口を開閉する

4、軽く顎を上げて下顎を左右にずらす

1、顎下に手を沿える
2、軽く顎を上げてリラックスする
3、この状態で軽く下顎を左右にずらす
4、これを1分間繰り返す

顎下に手を沿えて軽く顎を上げて下顎を左右にずらす

5、顎下や首を手で揺らす

1、顎下や首に手を沿える
2、軽く筋肉などを揺らす
3、これを1分間行う

顎下や首に手を沿えて軽く揺らす

この5つでむくみが改善され、むくみがひどくて二重顎のような状態になっていた方はスッキリ感が出ます。

こういった方法でも十分二重顎のたるみは改善しますが、さらに顎下をスッキリさせたい方はあわせて顎関節を整えていきましょう。

 

顎を引くと二重顎になるときの改善方法④:顎関節を整える

原因のところでも解説した通り、顎関節が歪んでいると咬筋などが硬くなって二重顎につながります。

ですので根本的に二重顎を改善したい方は、歪んだ顎も整えておくようにしましょう。

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顎関節を整える方法は以下の記事で解説しているので、こちらを参考に実践してみてください。

 

顎を引くと二重顎になるときの改善方法⑤:ダイエットなどで脂肪を落とす

ここまでの流れができれば顎を引いたときの二重顎は1日でも改善していますが、まだ二重顎が気になる方は脂肪の多さが問題になっている可能性があります。

ですので、この段階までできても二重顎が気になる方は、

ダイエットなどを通じて脂肪を減らすことが必要

です。

ダイエット方法

余分な脂肪分を減らすためには、食事量を適切に減らす必要があります。

具体的な実践方法は以下の記事で解説しているので、より二重顎を改善したい方はこの記事通りにダイエットを進めていきましょう。

こういった方法とあわせて、ダイエット成功例も参考にしていただくとよりモチベーションも上がると思います。

ダイエット成功例については以下にまとめているので、よかったらこちらも参考にご覧ください。

1ヶ月間の変化も紹介!3ヶ月間の糖質制限で-10.2kgした女性のダイエット成功例
ダイエット成功例:9ヶ月間で-16kgできた食事や運動方法
半日断食の効果はいつから出る?2ヶ月で-8kgのダイエット成功例
本気で痩せたい方必見!40代女性63kgからのダイエット成功例

筋トレを適度に行う

本気で脂肪を減らして二重顎を改善したい方は、筋トレなどを行って基礎代謝を上げることも重要です。

全身の筋肉量が増えることで脂肪燃焼効率も高まり、食事制限と合わせるとより脂肪を減らすことができます。

一見二重顎と関係がなさそうな全身のトレーニングを行うことで、より理想的なフェイスラインに変わることができますよ。

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3ヶ月で6.3kgのダイエットに成功した方も実践した方法で、心地よくできるトレーニング方法もご紹介しています。

有酸素運動を行う

筋トレなどを行うと脂肪が分解されますが、それをエネルギーとして利用しなければ脂肪を減らすことはできません。

できれば筋トレを行った数時間後に有酸素運動(ウォーキングやランニング)などを行った方が、より余分な脂肪を減らすことができるんですね。

ですので、顎を引いたときにできる二重顎を改善したい方は、

筋トレ後に有酸素運動を行うことも重要

になります。

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日頃から適度な運動が習慣になっているクライアントさんの身体は、かなり引き締まっている方が多いですね。

具体的な有酸素運動の方法は以下の記事などで解説しているので、よかったらこちらを参考に実践してみてください。

効果も解説!ランニングで脚が太くなる原因と脚やせする5つの方法
ジョギングは効果ありすぎ?10の効果と目的別の走り方を解説
体に悪い?トランポリンでお腹痩せ・脚やせなどをする4つの方法
本当に効果なし?踏み台昇降で効果を上げる4つの方法
ダイエットにも効果的?縄跳びで脚やせする4つの方法

こういった、

・ダイエット
・筋トレ
・有酸素運動

などで脂肪を減らすと、みなさんが悩む二重顎は改善できます。ですので、ここまでの流れを実践してほしいなと思います。

 

顎を引くと二重顎になるときの改善方法⑥:隙間時間に行ってほしいこと

基本的には上記の流れを実践すれば十分ですが、仕事中などの隙間時間にも少しケアをしてほしいんですね。

この“ちょっとしたケア”を1時間に1回ぐらいすることで、顎を引いたときにできる二重顎は早く改善できるようになります。

これは先ほどお伝えした「指で顎下を揺らす」「顎下を擦る」などの方法で十分ですし、軽く口を開閉するだけでも二重顎の改善につながります。

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以下の何か1つ実践してもらうとOKですので、隙間時間に実践してみてください。

1、首の前側を手で軽く擦る

1、両手の指先をリラックスさせる
2、首の後ろ側から前側へ軽く皮膚を擦る
3、これを20回程度行う

首の前側を後ろ側から指で軽く擦る

2、首の前側の筋肉を指で揺らす

1、両手の指を軽く立て、首の前側に当てる
2、首周りをリラックスさせ、筋肉を軽く揺らす
3、これを1分間行う

首の前側に指をあてて筋肉を揺らす

3、口を軽く開閉する

1、顎をリラックスさせておく
2、軽く口を開閉させる
3、これを1分間程度行う

口を軽く開閉する

この隙間時間で行うケア方法もやればやるほど効果的になるので、顎を引いたときの二重顎が気になる方はぜひ実践しましょう。

こういった一連の流れが適切にできると、顎を引いたときにできる二重顎は「1週間」でも十分改善します。続ければ、どんどん改善していくので、ぜひできることからやってみてくださいね。

 

1日でも改善!顎を引くと二重顎になる原因と6つの改善方法のまとめ

今回は、1日でも改善!顎を引くと二重顎になる原因と6つの改善方法について解説しました。

・首周りの筋肉が硬くなると、顎下がむくむ
・さらに脂肪が重なることで、顎を引いたときに二重顎になる
・改善するためには、まず首や顎周りを緩める
・首の筋膜を緩めると、よりスッキリする
・その後にむくみを改善し、あわせてダイエットを行う
・この一連の流れができると、二重顎は改善する

こういった内容をお伝えしました。

顎を引くと二重顎になる方は、ある意味「いつも頑張っている方」だと思うんですね、筋肉がガチガチになるまで頑張っている…。

だからこそ顎を引いたときの二重顎もひどくなるわけですが、そういう方ほど緩めてほしいです。そうすれば、身心の悩みも改善します。

僕は頑張っている方が大好きですし、そういう方にこそ変化を実感してほしいなと思います。今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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